法人税の申告｜具体的な流れや期限などわかりやすく解説

法人は任意に定めた1年以内の事業年度を終了してから確定申告を行い、法人税を納税する必要があります。

法人税の申告を行うにあたってはどのような流れでいつが期限なのでしょうか。

解説をしていきます。

法人税の申告の流れと期限

法人税は事業年度が終了した2か月以内に申告と納税を行う必要があります。

つまり、12月末決算であれば2月末までに申告と納税を行う必要があるのです。

法人税の申告を行うにはまず決算を行い、その結果を法人税の申告書にまとめる必要がありますが、どのような流れで決算を行う必要があるのでしょうか。

①帳簿の記載を締め切る

まずは帳簿の記載を締め切ります。

事業年度中の領収書や請求書をまとめ、会計ソフト等に事業年度中の仕訳を記入していきます。

この帳簿の記載を締め切らないことには決算はできず、法人税の申告もできないので、まずはこの作業を確実に終わらせましょう。

 ②益金と損金の算入、減価償却等を行う

次に益金と損金の調整や減価償却を行います。

特に益金と損金に関しては益金算入、不算入、損金算入、不算入の調整を行う必要があります。具体的には年度中に改正した役員報酬の損金不算入分や、減価償却における損金算入といった事業年度での特別な利益調整を行う必要があるのです。

 ③決算を行った結果を申告書にまとめる

最後に決算を行った結果を申告書にまとめていきます。

ここで出た法人税を事業年度終了から2か月以内に納税していきましょう。

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